NEVER SUMMER SWIFTシリーズ:フリーライディングの進化と新モデル紹介
SWIFT:雪山を自由に駆け巡るための設計思想
NEVER SUMMERの起源とSWIFTの誕生
アメリカ・コロラド州デンバーを拠点とするNEVER SUMMERは、ハンドクラフトにこだわり、卓越したスノーボードを世に送り出してきました。そのルーツは1983年に遡り、創業者であるティムとヴィンス・カナデー兄弟が最初に手掛けたのが「SWIFT」でした。彼らが目指したのは、単なるパウダーボードではなく、山全体を自由に滑り降り、地形の起伏を読み解きながら、高速で流れるようなターンを可能にする「フリーライディング本来の喜び」を最大限に引き出すことでした。
2026-2027シーズンの進化:SWIFTシリーズの新展開
40年以上の歳月を経て、NEVER SUMMERのSWIFTシリーズは新たな進化を遂げ、2026-2027シーズンには「PROTO SWIFT」「PROTO SWIFT DT」「PROTO SWIFT ST」の3モデルがラインナップに加わります。これらのモデルは、高速滑走時の圧倒的な安定性、パウダーでの自然な浮力、そして雪面を切り裂くようなスムーズなターン性能を共通して備えています。特に注目すべきは、シリーズの中核を成すPROTO SWIFTと、革新的な方向性を示すPROTO SWIFT DTです。
PROTO SWIFT:王道のフリーライド性能と独自テクノロジー
PROTO SWIFTは、SWIFTシリーズを代表するフリーライドボードとして開発されました。NEVER SUMMER独自の「Triple Camber Hybrid構造」を採用し、ボードの中心部にフラットとロッカーの要素を組み合わせることで、接雪点を最適化。これにより、エッジの引っ掛かりを抑えつつ、十分なグリップ力を発揮します。ターンの導入から切り返しまでが非常にスムーズで、軽快な操作性と高いコントロール性能を実現。さらに「R.I.P. Edge-Hold Technology」により高速域での安定性が向上し、「Early-Rise Float Mechanics」がパウダーでの自然な浮力を生み出し、あらゆる雪質でニュートラルかつ快適な乗り心地を提供します。
PROTO SWIFT DT:新しいフリーライドの地平を開く方向性ツイン
PROTO SWIFT DTは、その名の通り「Directional Twin」構造を特徴とし、シリーズに新たな方向性をもたらします。ディレクショナルボードの優れた推進力とツインボードの自由な操作性を融合させ、一本で多様なライディングスタイルに対応します。このモデルの最大の特徴は「Recurve Triple Camber構造」にあります。足元に明確なキャンバーを持たせ、さらにコンタクトポイント近くにもキャンバー要素を配置することで、エッジの接地長を最大限に確保。これにより、ターン開始から終了まで強力なグリップ力を維持し、強いプレッシャーに対してもボードが負けないパワフルな反発性能を生み出します。
カーボンマッピングと多様なライディングへの対応
PROTO SWIFT DTには、「Precision Stitched Carbon Matrix」と「Carbon Fiber Mapping」が採用されており、精密なカーボン配置によって必要な部分にのみ反発力を集中させます。これにより、高速カービング性能を最大限に引き出しながらも、フリースタイル的な動きや地形遊び、スイッチライディングにも自然に対応できる設計となっています。どんなシチュエーションでもライダーが信頼して踏み込めるボードとして、山全体を自由に滑走する喜びを追求するスノーボーダーにとって、SWIFTシリーズは最適な選択肢となるでしょう。