ワークマン「XShelter」シリーズを実釣で徹底検証!酷暑の船釣りでその実力は?
夏の船釣りは、日差しと海面からの照り返しが強烈なため、アングラーにとって過酷な環境となります。このような状況下でも快適な釣りを実現し、日焼けを防ぎたいというニーズに応えるため、ワークマンは次世代ウェア「XShelter(エックスシェルター)」シリーズを開発しました。今回は、この革新的なウェアの性能を測るべく、京都府宮津から伊根沖へレンタルボートで出船し、日陰が一切ない炎天下での実釣を通じてその真価を検証しました。
この日の天候は晴れ時々曇りで、最高気温は26℃でした。数値上はそれほど高温ではないように見えますが、無風状態の海上では体感温度が著しく上昇し、想像以上の暑さに見舞われました。同乗者が半袖になるほどの厳しい状況の中、筆者はアウターに「XShelter暑熱αフーディー(イエロー)」(2,900円 税込)、インナーに「XShelter暑熱β半袖Tシャツ(イエロー)」(1,500円 税込)を着用し、その効果を確かめました。主なターゲットは真鯛やキジハタ、カサゴといった根魚でした。
実際に過酷な船上でXShelterを着用した結果、最も期待していた「涼しさ」と「動きやすさ」について、いくつかの発見がありました。正直なところ、「着ている方が涼しい」とまでは感じませんでしたが、長袖にもかかわらず暑さが和らいだのは事実です。普段であれば半袖で釣りをすると腕が真っ赤に日焼けし、後で肌の痛みに悩まされることが多かったのですが、今回はそのような不快感が全くありませんでした。一日中アウターを脱ぐことなく釣りに集中できたことは、大きな成果と言えるでしょう。
特に感動したのは、汗をかいても蒸れにくいという点です。XShelterの圧倒的な「蒸れにくさ」と「速乾性」は、大きな魅力として際立ちました。通常の綿製Tシャツを着用して汗をかくと、体にまとわりつくような不快感や、時には肌の痒みに悩まされることがありました。しかし、XShelterのインナーは、汗をかいてもすぐに乾き、嫌なベタつきが一切気になりませんでした。海水を浴びることの多い船釣りにおいて、この高い速乾性は非常に大きな利点となります。
筆者はゆったりとしたサイズ感を好むため、3Lサイズを選びました。袖が長くなることで、リールを巻いたり魚のアタリに合わせたりする動作の妨げになるのではないかと懸念していましたが、ここで嬉しい機能を発見しました。アウターの袖口にはボタンが付いており、袖をまくり上げて固定することが可能です。これにより、腕がしっかり露出し、釣りの動作を全く妨げることがありませんでした。さらに、アウターのポケットが深く設計されており、車の鍵やスマートフォンなどを入れても落としにくい点も、アングラーにとっては嬉しい配慮です。この日はXShelterの快適さも相まって、カサゴ、キジハタ、レンコ鯛、イトヨリなど、様々な魚種を釣り上げ、大漁で釣りを終えることができました。
総じて、ワークマンのXShelterシリーズは、夏のオフショア釣りにおける暑さ対策と日焼け防止に非常に有効な高機能ウェアであることが実証されました。特にその速乾性と、釣りの動作を妨げない細部の工夫は、アングラーにとって大きなメリットをもたらします。過酷な環境下での快適な釣りをサポートするこのウェアは、今後のフィッシングシーンにおいて、多くの釣り人に選ばれることでしょう。