VOLCOM & 小川凌稀:13年の軌跡とシグネチャーゴーグル「OG GOGGLE」誕生秘話
VOLCOMと歩み続けて13年、スノーボーダー小川凌稀は、そのキャリアを通じて独自の道を切り開いてきました。10代の頃から映像制作に没頭し、都市の階段や手すり、様々な建造物を遊び場に変え、日本のストリートシーンを牽引。彼の力強くも流れるようなライディングスタイルは、単なるトリックの難易度を超越し、国内外の多くのライダーから高い評価を得ています。
そして今回、13年という長きにわたるVOLCOMとの旅路を経て、小川凌稀は日本人ライダーとして初となるシグネチャーゴーグル「OG GOGGLE」を世に送り出しました。彼が最もこだわったのは、北海道のアイヌ民族の伝統的な文様をモチーフにしたデザインです。「アイヌ文様には、自然や動植物に魂が宿るという思想が込められています。その深い想いを、STAY PUREと共に形にしました」と語る通り、北海道を新たな拠点とし、自然との対話を深めてきた彼だからこそ生まれたデザインです。細部に目を凝らすと、「ストラップの文様の中には、愛犬のGIGIとOTAもさりげなく隠されています。ぜひ見つけてみてください」という彼の言葉通り、遊び心も満載です。ゴーグルのスタイルそのものにも、小川のこだわりが凝縮されています。「ゴーグルのシルエットは、私のスタイルに最もフィットするクラシックな平面レンズを選びました。流行に左右されない、この形が私にとって一番しっくりきます」と彼は説明します。トレンドを追うのではなく、自身の「カッコいい」を追求するその姿勢は、長年一貫して自らのスタイルを貫いてきた小川のスノーボード哲学と見事に重なります。
機能面では、メインレンズにGRAY MIRRORの偏光レンズを採用。「ミラーレンズでありながら、裸眼に近い自然な視界が特徴で、どんな天候でもクリアに見えるのが気に入っています」と小川は評価します。さらに、ボーナスレンズも付属し、マグネット式で瞬時に交換できるため、刻々と変わるコンディションにも柔軟に対応可能です。ミディアムラージフィット、曇り防止加工レンズ、ハードケース、マイクロファイバーゴーグルバッグが付属し、クラシックな外観に秘められた実用性も兼ね備えています。小川はこのゴーグルを単なる自身のプロモデルとは考えていません。「このゴーグルが完成したのは、VOLCOM、そしてデザインを手掛けてくれたSTAY PUREのしょうたくんのおかげです。これは私だけのシグネチャーモデルではなく、みんなで創り上げた『俺たちのゴーグル』だと思っています」と彼は熱く語ります。VOLCOMとの13年間の絆、北海道の豊かな自然、そこでの生活、愛する犬たち、そして信頼できる仲間たち。小川凌稀が大切にしてきた全てが結集し、形となったOG GOGGLE。それは単に名前を冠した製品ではなく、現在の小川凌稀というライダーの生き様そのものを映し出す、特別なモデルなのです。彼は最後にこう締めくくります。「今シーズンはもちろん、このゴーグルを装着して、思い切り雪山を駆け抜けたいですね(笑)」。彼の言葉の通り、この冬も小川凌稀は、このゴーグルと共に、自らの信じる道を力強く進んでいくでしょう。