夏の夜の海へ!イカメタルで狙うアカイカ釣り初挑戦記
夏の釣りの中でも特に人気が高い夜焚きイカに、筆者が今回初めてイカメタルという新しい釣り方で挑みました。鹿児島県では、アカイカが主なターゲットですが、これは一般的にソデイカと呼ばれるものとは異なり、標準和名ではムラサキイカを指します。このイカは地域によって「シロイカ」や「マイカ」など様々な呼称があり、40cmを超える大型は「パラソル」とも称されます。夜焚きイカの釣り方には、胴付き仕掛け、イカメタル、オモリグの3種類があり、これまでは胴付き仕掛けで楽しんでいましたが、今年はイカメタルとオモリグへの挑戦を決意しました。イカのアタリは非常に繊細であるため、効率よく釣果を上げるためには、やはり専用のタックルが不可欠だと感じています。
この夏の夜焚きイカ釣りは、度重なる台風の影響で出船が2回も中止になり、ようやく3度目の正直で実現しました。お世話になったのは、鹿児島県阿久根港を拠点とする「光進丸」です。当日は甑島沖がポイントとされ、午後5時に出港しました。夜通しの釣りとなるため体力勝負となるため、ポイントまでの約2時間の移動中、しっかりと仮眠を取りました。ポイント到着後、すぐに釣り支度を開始。私はイカメタル、父は慣れた胴付き仕掛けを準備しました。使用したタックルは、シマノのロッド「セフィアSS メタルスッテ F-B66M-S」とリール「バルケッタ 151DH-HG LEFT」、道糸は「セフィア8+ 0.6号」、リーダーは東レの「スーパーL・EXハイパー 3号」です。スッテはシマノの「コロコロスッテ」とurocoの「ウロコロスッテ」を使用し、ドロッパーもurocoとシマノの製品を選びました。仕掛けは市販品ではなく自作品を用い、幹糸と枝スの接続にはささめ針のスーパー回転ビーズを使用しました。初めての挑戦ですが、ティップランをイメージしながらの第一投。すると、すぐにティップに反応があり、まだ明るい時間帯から幸先よくアカイカを釣り上げることができました。
未知なる釣りへの挑戦は、時に困難を伴いますが、その先には新たな発見と喜びが待っています。今回のように、悪天候による中止という試練を乗り越え、ついに竿を出せた瞬間の感動はひとしおです。自然の恵みに感謝し、その中で得られる経験一つ一つが、私たち自身の成長へと繋がっていくでしょう。釣りの醍醐味は、単に魚を釣ることだけでなく、自然との対話、そして自らの限界に挑戦し、それを乗り越える過程にあるのです。