ダイワ「ジリオン SV TW 100」:6年ぶりのフルモデルチェンジで進化したバーサタイルベイトリール
革新と伝統の融合:新生ジリオンで釣り体験を再定義する
長年の進化を経て、さらに洗練された汎用性
軽量なルアーから重量級のルアーまで、多種多様な釣りに対応できるベイトリールにおいて、飛距離、正確なキャスティング能力、トラブルの少なさ、そしてロッド操作のしやすさは非常に重要です。これら全てを高いレベルで実現し、「究極の汎用機」と称されるダイワの「ジリオン SV TW」が、6年の歳月を経てフルモデルチェンジを果たしました。この「27 ZILLION SV TW 100」は、基本的な性能はそのままに、随所に革新的な進化を遂げています。その詳細を見ていきましょう。
「27 ZILLION SV TW 100」の基本性能とラインナップ
新しい「27 ZILLION SV TW 100」は、自重175g、直径34mm、幅24mmのG1ジュラルミン製スプールを搭載しています。ギア比は6.3、7.1、8.5の3種類が用意されており、それぞれ左右のハンドルモデルがラインナップされています。これにより、アングラーは自分の釣りスタイルやターゲットに合わせて最適なモデルを選ぶことができます。
新開発ブレーキシステム「SV BOOST-I」による飛躍的なキャスティング性能向上
この新型ジリオンの最大の進化点の一つは、ダイワのベイトリールに初めて導入される「SV BOOST-I」ブレーキシステムです。デジタル制御ブレーキ「INTELLIGENT MAGFORCE」で培われた豊富なキャスティングデータとブレーキトルク解析技術を応用し、アナログブレーキとして具現化されました。SVコンセプトが持つトラブルの少なさや幅広いルアーへの対応力はそのままに、中距離から遠投域にかけて、より伸びやかでスムーズな弾道を実現しています。
テーパーTWSの進化:ライン放出効率の最大化
ラインの放出を司るレベルワインドには、直径34mm、幅24mmのスプールに特化して設計された「テーパーTWS」が採用されています。この新しいテーパーTWSは、従来のモデルと比較して開口部が約31%も拡大されており、さらに特殊なDLC表面処理が施されています。これにより、キャスティング時のライン抵抗が大幅に低減され、SV BOOST-Iとの相乗効果で、これまでにないスムーズで飛距離の出るキャストを可能にしています。
「GRAVITY BALANCE BODY」がもたらす操作性の飛躍的向上
新型ジリオンは、「GRAVITY BALANCE BODY」というコンセプトに基づき、タックル全体の重心バランスを最適化しています。薄型のインフィニットストッパーとアルミ製ギアサイドプレートの採用により、ギアシャフトが短縮され、ハンドルノブが従来モデル(21 ZILLION SV TW 1000)よりも4.6mmリールフット側に移動しました。これにより、リール自体の重さは175gと変わらないにもかかわらず、重心位置とボディ形状の見直しによって、パーミング時の操作性、巻き取り時の安定性、そしてキャスティングの正確性が格段に向上しています。
「中実ピニオン」の採用と「ULTIMATECASTING DESIGN」の融合
基本設計には、ダイワ独自の「HYPERDRIVE DESIGN」が継承されていますが、ピニオンギアは従来の中空タイプから「中実ピニオン」へと変更されました。この変更は、キャスティング性能をさらに追求する「ULTIMATECASTING DESIGN」と組み合わされることで、飛距離と巻き上げ感度の両面で性能を向上させています。これにより、バスフィッシングだけでなく、ソルトウォーターでの使用にも対応する、より汎用性の高いリールが誕生しました。
内部構造の刷新がもたらす、次世代のベイトリール体験
「27 ZILLION SV TW 100」は、SV BOOST-IとテーパーTWSによるキャスティング性能の向上に加え、GRAVITY BALANCE BODYによる操作性の最適化を実現しています。自重175g、直径34mmスプール、最大ドラグ力5kgといった基本スペックは前モデルから受け継ぎつつも、ブレーキシステム、ボディ設計、ピニオンギアといった内部構造には徹底的な改良が加えられています。これにより、一台で様々なルアーや釣り方に対応できる、まさにアングラーのニーズに応える「ど真ん中」のベイトリールとして、その登場が熱望されています。