茨城サーフでのヒラメとイナダ釣り:地形とベイトの攻略
つり

茨城サーフでのヒラメとイナダ釣り:地形とベイトの攻略

DateJun 05, 2026
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この記事では、ダイワフィールドテスターである野上達也氏による、5月の茨城県北サーフでのルアーフィッシング体験について詳しく解説します。サーフゲームの醍醐味と、具体的な釣果を上げるための戦略、そして使用したタックル情報までを網羅しています。

サーフ攻略の鍵は地形とベイト!

ヒラメを狙う上での地形の重要性とその見極め方

例年、ヒラメの釣果は4月頃から活発になり、ゴールデンウィーク前後には本格的なサーフシーズンを迎えます。しかし、今年の3月末はカタクチイワシの接岸によりワカシやイナダといった青物の釣果は良かったものの、荒れた天候が続き、ヒラメの釣果は控えめでした。サーフでのヒラメ釣りにおいて最も重要視すべきは、離岸流やヨブといった地形の変化です。これらの地形変化は、ヒラメが潜むポイントを見極める上で不可欠であり、釣果に直結します。もし可能であれば、干潮時に現地を訪れ、地形を事前に確認しておくことをお勧めします。これにより、暗い時間帯でもスムーズにポイントへ移動できます。干潮時の確認が難しい場合は、波打ち際の砂の形状に注目しましょう。他の場所よりも深く掘れてワンド状になっている部分があれば、その沖合に離岸流が存在する可能性が高いです。地形と同様にベイトフィッシュの存在も重要ですが、肉眼で確認できないことも多いため、私は地形変化が顕著な場所を優先してポイントを選定しています。特に朝マズメの時間帯は、ヒラメが岸に最も近づく傾向があるため、ピックアップ直前の波打ち際でのヒットも期待できます。この時間帯は、大きなシルエットと高いアピール力を持つミノー、例えばバーティスR125Sやセットアッパー125S-DRなどをキャストすることが多いです。これらのミノーは一定のレンジをキープしやすく、効率的に手前をサーチできるという利点があります。今回は、夜明け前のまだ暗い時間帯にエントリーした釣行の様子を詳しくレポートします。

ベイトの状況に応じた戦略:ルアー選択と効果的な休憩

今回の釣行では、深く掘れた離岸流のポイントを選び、朝の潮位が高いことからセットアッパーから釣りを開始しました。セットアッパーの使い方は非常にシンプルで、投げて巻くだけですが、ボトムにルアーが頻繁に当たらないように引くのがコツです。ヒラメは通常、底に潜む魚ですが、活性が高い時にはかなり上まで跳ね上がって捕食するため、ボトムから1メートル程度の範囲を意識して探ると良いでしょう。もしルアーがボトムを叩きすぎる場合は、ロッドを立ててリトリーブ速度を少し上げることで、レンジを調整できます。ルアーをキャストしながら海を観察していると、沖合で鳥山が発生しているのが見えました。時折、鳥が水面に突っ込む様子もあり、沖には確実にベイトフィッシュがいる状況でした。しかし、鳥山までの距離は約70〜80メートルと遠く、ベイトが岸際まで寄っている様子はありませんでした。このような状況では、近距離を丁寧に探るよりも、まずは沖の回遊ルートにルアーを届けることが重要です。そこで今回は、飛距離を重視してメタルジグを選択しました。シンペンも選択肢にはありましたが、より早く底に到達させ、広範囲を効率的に探るためにメタルジグを選びました。使用したのはヒラメタルZII 32gで、多面体構造によるフラッシングとバイトマーカーとなるティンセルが強力なアピール力を発揮します。また、フロント#6、リア#4という大きめのフックを装着できるため、不意の大物にも対応できる安心感があります。着水後は一度しっかりとボトムまで沈め、ストップ&ゴーでボトムから中層を丁寧に探っていきました。ただ巻きだけでなく、一瞬止めて食わせの間を作ることで、追ってきた魚に口を使わせるイメージです。数投後、沖のブレイクライン付近を探っていた時、ストップからの巻き始めに「ゴンッ」という明確なバイトがありました。しっかりとフッキングを決め、慎重に巻き上げると、姿を見せたのは40cmのヒラメでした。サイズは大きくないものの、狙い通り沖の鳥山周辺で釣れた価値ある一匹でした。ヒットした位置が鳥が騒いでいたエリアと重なっていたことから、ベイトフィッシュを追ってヒラメが沖から寄ってきていたと考えられます。その後、よりゆっくりとルアーを見せてアピールするためにヒラメタルRにルアーをチェンジ。同様にストップ&ゴーで沖を探っていくと、今度はイナダがヒットしました。ベイトが岸に寄り切っていない状況でも、飛距離の出るルアーで沖を攻略することで釣果に繋げることができました。その後、鳥山も移動してしまい、アタリが途絶えたため、一旦釣りを終了しました。午後は干潮の時間に合わせて、ポイントの地形変化を確認。干潮時はヒラメの捕食スイッチが入りやすい一方で、水深が浅くなりすぎると魚が離れやすいため、水深が残る掘れたポイントを中心に確認しました。沖を見ると、鳥が約100メートル先のブレイクライン周辺を旋回していましたが、ベイトが岸際まで寄ってくる気配はなく、まだ時合いではないと判断。潮位が上がるタイミングまで休憩し、夕マズメに備えました。そして迎えた夕マズメ。朝と同様に、沖のブレイクを攻略するためにヒラメタルR30gを選びました。飛距離を活かして離岸流の核心部にルアーを送り込み、ハンドル5回転とフォールを組み合わせたストップ&ゴーを繰り返しました。離岸流の中を扇状に丁寧に探っていると、フォール中に明確なバイト。すかさずアワセを入れると、上がってきたのは40cmクラスのイナダでした。このサイズでもパワフルな引きで楽しませてくれます。予想通り、上げ潮に乗って魚が手前へ寄ってきていたようで、同じパターンで連続ヒットしました。中でも反応に差が出たのがカラーで、今回はピンク系やシルバーのホログラムが入ったカラーが好反応でした。その日の光量や水の色、ベイトの種類によって、ヒットカラーがはっきり分かれることがあります。同じルアーでもナチュラル系とアピール系を2〜3色用意しておくと、釣果アップに繋がるでしょう。これから水温が上がれば、マゴチも接岸し始め、さらに活気付くことが期待されます。

使用タックル詳細:プロが選ぶ装備

今回の釣行で使用したタックルは、ロッドがオーバーゼアSX99ML/M、リールが26セルテートHD LT4000CXH、ラインはUVF PEデュラセンサー×12EX+Si3の1.2号に、モアザンリーダーEX II TYPE-N(ナイロン)25lbを組み合わせました。これらはすべてDAIWA製品で構成されています。

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