箱根駅伝、青山学院大学が3連覇と大会新記録を達成
とほ

箱根駅伝、青山学院大学が3連覇と大会新記録を達成

DateJun 04, 2026
Read Time1 min

第102回東京箱根間往復大学駅伝競走、通称「箱根駅伝」の復路が1月3日に開催され、青山学院大学が圧倒的な強さで3年連続9度目の栄冠に輝きました。芦ノ湖から東京・大手町までの109.6kmにわたる5区間で争われた復路では、青山学院大学が往路でのリードを盤石なものとし、総合タイム10時間37分34秒という驚異的な大会新記録を樹立しました。この快挙は、直近12年間で9回の優勝という、同大学の駅伝における卓越した実績をさらに際立たせるものです。特に、チームの一員である佐藤有一選手の活躍は、過酷なトレーニングによる不調を乗り越え、自己を見つめ直した結果として、多くの注目を集めました。

青山学院大学、歴史を刻む3連覇と新記録

第102回箱根駅伝の復路において、青山学院大学は圧倒的なパフォーマンスで3年連続9回目の優勝を飾りました。芦ノ湖から大手町に至る5区間、109.6kmの道のりを、往路でのリードを確固たるものにしながら駆け抜け、最終的な総合タイムは10時間37分34秒という新記録を打ち立てました。この記録的な勝利は、彼らが近年いかに駅伝界を支配しているかを示すものです。2位に入った國學院大学も大会記録を更新する力走を見せましたが、青山学院大学には2分33秒及ばず、その差は彼らの強さを物語っています。

青山学院大学の選手たちは、6区と7区で区間3位の成績を収め、安定した走りでチーム全体の勢いを維持しました。続く8区では塩出翔太選手が区間新記録を樹立する驚異的な走りを見せ、9区の佐藤有一選手も区間賞を獲得。これにより、9区終了時点で2位との差を1分59秒にまで広げ、最終区間を安心して迎えることができました。佐藤選手の活躍は特に印象的で、箱根駅伝初出場ながら重要な局面でその才能をいかんなく発揮し、チームの勝利に大きく貢献しました。

佐藤有一選手の自己変革と区間賞獲得

青山学院大学の9区を任された佐藤有一選手は、箱根駅伝初出場ながら見事な区間賞を獲得し、チームの3連覇に貢献しました。彼の道のりは決して平坦ではありませんでした。1年時に過度なトレーニングが原因で体調を崩し、1年以上にわたる不調に苦しんでいた過去があります。原晋監督からの「1年生は走り込まなければならない」という言葉を受け、月間走行距離を大幅に増やした結果、疲労が蓄積し、内臓の数値も悪化。精神的にも落ち込み、走ること自体が辛い時期が続きました。

この苦しい経験から学んだ佐藤選手は、「練習で頑張りすぎない」という新たな哲学を実践しました。休日は遊びに出かける代わりに、身体の回復や治療に時間を充て、トレーニングにおいても限界まで追い込むことをやめました。スピード練習やタイムトライアルでも、常に余裕を残して終えるように心掛け、監督が定めたメニュー以外に自主的に追加練習を行うこともやめました。結果として月間走行距離は以前の半分近くまで減りましたが、自身の身体に合った練習方法を見つけたことで、徐々に調子を取り戻し、4年目にしてついに箱根駅伝のメンバー入りを果たし、輝かしい区間賞を獲得するに至りました。

More Articles
とほ
ウルトラマラソン完走への道:能城秀雄コーチが語る計画性と自己管理の極意
近年、100kmウルトラマラソンへの挑戦者が増加傾向にあります。この動きを受け、過去にサロマ湖100kmウルトラマラソンで3度の優勝経験を持つ能城秀雄氏が、ランナーズ誌での連載内容を基に、ウルトラマラソン完走のための「計画性」と「実行力」の重要性を解説します。能城氏は、ビジネススキルを最大限に活用し、自己完結力を高めることが成功の鍵だと強調しており、初心者から経験者まで役立つトレーニングとレース戦略が紹介されています。
Jun 04, 2026
とほ
ザ・キャピトルホテル東急「ORIGAMIカレーセレクション」で至福の夏カレー体験
東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急「ORIGAMI」では、今年も期間限定のカレーセレクションを開催します。新作の「萬幻豚のスパイシーカツカレー」をはじめ、シェフが丹念に仕込んだ7種類のこだわりカレーが登場。伝統と革新が融合した珠玉のカレーで、豊かな夏の味覚をお楽しみください。
Jun 04, 2026
とほ
女性ランナーが語る理想の男性像:1989年のアンケート結果を再考察
月刊「ランナーズ」創刊50周年を記念し、1989年6月号に掲載された「理想の男性ランナー像」に関するアンケート記事が再編集されました。この記事では、19歳から36歳までの未婚女性ランナー100人を対象に行われた調査結果を基に、当時の女性が男性ランナーに求めていた身長や職業といった具体的な条件を紹介しています。現代とは異なる価値観が反映されており、当時の社会背景を垣間見ることができます。
Jun 04, 2026
とほ
ザ・リッツ・カールトン京都に「ラ・プレリー スパ」がアジア初登場
ザ・リッツ・カールトン京都に、スイスの高級スキンケアブランド「ラ・プレリー」を冠したスパがアジアで初めてオープンしました。鴨川のほとりという素晴らしいロケーションで、伝統的な日本美と西洋の洗練が融合した空間で、ラ・プレリーの製品を用いた極上のトリートメントが提供され、心身を癒すウェルネス体験を約束します。
Jun 04, 2026
とほ
日本女性マラソンの歴史を拓いた「タートルマラソン」
1978年4月16日、日本初の女性限定フルマラソン「第1回女子タートルマラソン全国大会」が多摩湖畔で開催されました。この大会は「スピードを競わない」というユニークなコンセプトを掲げ、49人中46人が完走。最高齢71歳の女性も完走し、女性がマラソンに参加する機会を大きく広げました。この日は後に「女子マラソンの日」として制定されています。
Jun 04, 2026