栂池マウンテンリゾート、雪のない季節の新たな魅力を発見
長野県白馬エリアに位置する栂池マウンテンリゾートが、2026年6月6日よりグリーンシーズンの幕を開け、新たな魅力を提供します。冬のスノーボード愛好者にとっては馴染み深いゲレンデですが、雪が消えた後の北アルプスの大自然は、トレッキングや絶景鑑賞、そして多彩なマウンテンアクティビティを通じて、全く異なる表情を見せてくれます。この記事では、スノーボーダーが雪のない季節に山で楽しむ新たな方法と、その中で見つけられる白馬の再発見について掘り下げます。
栂池マウンテンリゾートのグリーンシーズンを象徴するスポットは、日本有数の高層湿原として名高い栂池自然園です。ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継ぎ、標高約1,900mに到達すると、白馬三山や白馬大雪渓が織りなす息をのむようなパノラマが目の前に広がります。初夏のミズバショウ、数百種の高山植物が咲き誇る夏、そして秋には北アルプスの初冠雪と紅葉が重なり合う「三段紅葉」といった、季節ごとに変化する絶景が訪問者を魅了します。普段、雪上でのスピードを追求するスノーボーダーも、たまにはゆっくりと山道を歩き、その隠された美しさを再発見する素晴らしい機会となるでしょう。
栂池自然園へのアクセスには、中部山岳国立公園の環境保護のため、「つがいけロープウェイ」を利用します。利用料金は大人4,000円、子ども2,200円(往復、自然園入園料込み)です。開園期間は2026年6月6日から10月25日までとなっています。
さらに、今シーズンは多彩なイベントが栂池マウンテンリゾートで開催されます。自然体験プログラムやトレッキングイベントに加え、地域と連携したアウトドアイベントも予定されており、白馬エリア全体でグリーンシーズンの魅力を積極的に発信しています。登山やハイキングだけでなく、絶景テラス巡り、さまざまなアクティビティ体験、さらにはワーケーションなど、これまで以上に多様な楽しみ方が提案されています。スノーボーダー仲間と集まって、オフトレーニングを兼ねて山を散策したり、サイクリングやその他のアウトドアスポーツを満喫したりするのも、この季節ならではの楽しみ方です。
中でも特筆すべきは、2026年夏の新たな試みである「白馬三山グリーンシーズン共通パス」の導入です。栂池マウンテンリゾート、白馬八方尾根、白馬岩岳マウンテンリゾートの3施設が初めて連携し、この共通パスを提供します。限定1,000枚で9,800円で販売されるこのパスがあれば、シーズン中、対象となる3施設のゴンドラ、ロープウェイ、リフトを何度でも利用できます。栂池自然園の高層湿原、八方尾根の八方池トレッキング、岩岳のHAKUBA MOUNTAIN HARBORなど、白馬を代表する絶景スポットを自由に巡ることが可能となり、北アルプス縦走ルートへの活用も期待されます。夏山シーズンを通して白馬を頻繁に訪れる方にとっては、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
雪のない季節に山を知ることは、来たる冬のライディングに深みを与えます。地形の起伏や沢の流れ、尾根の形状を自分の足で辿り、目で見て感じることで、次のスノーボードシーズンにおける山の見方がきっと変わるはずです。夏のゲレンデには、雪が降っている時には決して見ることができない景色が広がっています。このグリーンシーズンに、ぜひトレッキングシューズを履いて白馬の山々へ足を運んでみてください。そこで得られる経験は、次の冬の一本を、より一層特別なものにしてくれることでしょう。