パタゴニアクライミング「在るがまま」屋久島での冒険と登山哲学
とざん

パタゴニアクライミング「在るがまま」屋久島での冒険と登山哲学

DateJun 05, 2026
Read Time2 min
このドキュメンタリーは、世界的に著名なクライマーたちが日本の神秘的な屋久島で、困難な自然条件の中でクライミングに挑む姿を記録しています。彼らは技術的な挑戦だけでなく、自然と向き合い、その中に身を置くことで得られる精神的な成長や哲学的な考察を深めていきます。

屋久島の岩壁が誘う、クライマーたちの魂の旅路

パタゴニア最新ドキュメンタリー映画「在るがまま」の公開

パタゴニアは、クライミング界の著名人であるショーン・ヴィラヌエバ・オドリスコール、横山勝丘(通称ジャンボ)、そして王鞍彗介らが屋久島でのクライミングの旅を追ったドキュメンタリー映画「在るがまま | Climb Simply」を発表しました。この作品は、彼らが屋久島の壮大な自然の中で、どのように困難に立ち向かい、自己と向き合ったのかを描いています。

屋久島の岩壁に挑む:クライマーたちの挑戦

ショーン・ヴィラヌエバ・オドリスコールは、横山勝丘が初めて登攀に成功した「ライフコンパス」というオーバーハングのクラックルートを体験しました。また、横山勝丘と倉上慶大が屋久島で開拓を進めてきた「パッションウォール」では、「無何有」と「弎岳」というルートに挑戦し、その技術と精神力を試されました。

変化を受け入れる精神:クライミング哲学の深化

天候の急変や岩肌の鋭いホールドといった、自分では制御できない自然の厳しさに直面しても、ショーンは不平を言うことなく、それらを受け入れ、楽しむことを選択する姿勢を見せます。彼は、あらゆる経験に感謝する心の持ち方を語り、その言葉は横山と王鞍に静かながらも大きな影響を与えていきました。監督・撮影は鈴木岳美が担当しています。

ショーン・ヴィラヌエバ・オドリスコール:探求者としてのクライマー

パタゴニアのクライミングアンバサダーを務めるショーン・ヴィラヌエバ・オドリスコールは、1979年にベルギーで生まれました。彼の圧倒的なクライミング技術と、どんな困難な状況でも笑顔を絶やさず、壁の上でアイリッシュ・ホイッスルを奏でる陽気な人柄は、世界中のクライマーから深く愛されています。2010年のグリーンランド遠征での大岩壁初登攀の功績により、翌2011年には第19回ピオレドール賞を受賞。2021年には南米パタゴニアのフィッツロイ山群全峰を、世界で初めて逆ルートから単独縦走するという偉業を達成しました。

横山勝丘:日本のアルパインクライミングを牽引する存在

パタゴニアのアルパインクライミングおよびロッククライミングアンバサダーである横山勝丘は、「ジャンボ」の愛称で親しまれています。1979年神奈川県生まれ。大学山岳部で本格的な登山を始め、2005年のアラスカを皮切りに、アンデス、ヒマラヤ、パタゴニア、北米、ヨーロッパなど世界各地でクライミング活動を展開。また、辺境の地での岩場開拓にも情熱を注いでいます。2010年にはローガン南東壁の初登攀に成功し、翌2011年には第19回ピオレドール賞を受賞しました。

王鞍彗介:若き冒険家の探求の旅

1997年神奈川県生まれの王鞍彗介は、大学山岳部への入部を機に登山とクライミングの世界へと足を踏み入れました。卒業後は小川山と瑞牆の麓にあるクライミングショップで働きながら、春から秋にかけてはロッククライミング、冬にはアルパインクライミングに専念する日々を送っています。2023年に南米パタゴニアを訪れたのを皮切りに、ペルー、パキスタンと年に一度は海外の高峰に挑戦する生活を送るため、自身の人生の道を模索し続けています。

倉上慶大:情熱を追い求めたクライマーの足跡

1985年群馬県生まれの倉上慶大は、高校山岳部での出会いをきっかけに登山とクライミングに魅せられました。京都の笠置におけるシンクラックプロジェクトの初登攀を始め、トラッドルートやマルチピッチルートの開拓など、多岐にわたる分野でその才能を発揮しました。2024年6月、富士山登山中に意識を失い、搬送先の病院でその生涯を閉じました。

パタゴニア・クライミング:自然との共生を追求するブランド

パタゴニア・クライミングは、https://www.patagonia.jp/climbing/ を通じて、クライミングという活動を通じて自然との深いつながりを追求し、その魅力を広く伝えています。

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