2340人のエギンガーが選んだ!人気エギ30選ランキング
今回は、2340名のエギング愛好家が選んだ人気エギのトップ30ランキングをご紹介しました。この情報が、あなたの釣りライフにおいて、お気に入りの一本を見つけ、さらなる釣果を上げるための一助となることを願っています。エギを選ぶ際には、イカの種類や季節、釣り場の状況に合わせてサイズ、フォールスピード、特性、そしてカラーを慎重に選ぶことが重要です。ぜひ、このランキングを参考に、あなたのエギングスタイルにぴったりのエギを見つけて、次回の釣行で大物を釣り上げてください。
エギング愛好家が選ぶ!人気エギ30選とその詳細
2023年5月2日から5月21日にかけて、TSURI HACKは2340人のエギンガーを対象にアンケート調査を実施し、「ベストエギBEST30」を選出しました。このランキングは、各エギのシリーズごとの投票数を集計し、バリエーション違いも合算して作成されています。今回の調査では、エギの選び方に関する詳細な解説と共に、人気上位のエギを紹介します。
まず、エギはイカ釣り専用の擬似餌であり、その起源は江戸時代の薩摩にあるとされています。一見するとどれも同じように見えますが、実際にはそれぞれ異なる特徴を持っています。特にエギング初心者にとっては、多種多様なエギの中から最適なものを選ぶのは難しいでしょう。
エギの選び方において最も重要なポイントは、イカのサイズと季節に合わせた「サイズ」の選択です。一般的にエギのサイズは「号」で表され、数字が大きいほどサイズも大きくなります。アオリイカを狙うエギングでは、2.5号から3.5号が主に使用されます。
新子がメインとなる秋には、8月から9月にかけて孵化したアオリイカが成長し、コロッケサイズやトンカツサイズが多くなるため、2.5号から3号のエギが適しています。一方、晩秋から春にかけての親イカシーズンでは、成長したイカを狙うため、3.5号を基準に3号から4号のエギが使われます。特に9月初旬にエギングが解禁される地域では、10月初旬には3号、10月後半には3.5号の使用頻度が高まります。また、小型のイカ(ヒイカやケンサキイカなど)を狙う場合は、1.5号から2.5号のエギが推奨されます。
次に、「フォールスピード」も重要な要素です。同じサイズのエギでも、ゆっくり沈むシャロータイプ、標準的なノーマルタイプ、そして早く沈むディープタイプがあります。ノーマルタイプを基準に、水深や潮流の速さに応じて使い分けることで、釣果を大きく向上させることができます。シャロータイプは浅場や藻場での使用、あるいはイカがエギを見切ってしまうような状況で有効です。ディープタイプは深場や潮流の速い場所で効率良く探るのに役立ち、安定したフォール姿勢も特徴です。
また、「ラトルサウンド」の有無もエギ選びのポイントです。ラトルインモデルは音でイカにアピールし、高活性なイカを効率良く誘うことができます。しかし、ラトル音がイカをスレさせてしまう可能性もあるため、状況に応じた使い分けが必要です。
「エギの特性(アクションの質)」も考慮すべき点です。エギはロッドを操作することで左右にダートしながら手前に寄ってきます。近年はダート系と抵抗系の二種類に大別され、ダート系は視覚に、抵抗系は波動で強くアピールします。波風のある状況では抵抗系やフィン付きのエギが安定しやすいでしょう。
「ロッドとのバランス」も大切です。エギの号数に合った硬さのロッドを選ぶことで、エギをより効果的に動かせます。一般的には、MLからMクラスのロッドが2.5号から3.5号のエギに対応できるため、初心者にはおすすめです。
最後に、「カラー」はエギングの永遠のテーマです。アオリイカは視力が良く、色の濃淡を判断できるため、カラーも釣果に影響を与えます。エギのカラーは下地(テープ)と表(布)で構成されており、金、銀、虹、赤、紫などの下地が代表的です。金と銀は光の反射が強く、赤と紫はシルエットを際立たせ、虹はオールマイティに使えるとされています。布のカラーでは、発色の良いオレンジや赤(ピンク)系がベーシックで、視認性にも優れています。スレたイカにはナチュラル系カラーが効果的で、紫外線発光(ケイムラ)は朝夕のマズメ時に、グロー(夜光)は夜間や濁りのある状況で特に有効です。
今回のランキングで第1位に輝いたのは、ヤマシタの「エギ王K」シリーズでした。2位に9倍近い大差をつけ、回答者の約半数がこのエギを選んでいます。その人気の秘密は、誰が使っても安定した姿勢で釣りやすい点にあり、特に「安定性」が高く評価されています。カラーでは「ムラムラチェリー」が最も人気で、次いで「軍艦グリーン」も多くの支持を集めました。多くのユーザーが、エギ王Kが渋い状況でも釣果をもたらすと証言しています。
第2位はシマノの「セフィア クリンチ フラッシュブースト」です。発売当初から高い人気を誇り、フラッシングプレートによる持続的なアピールが、特にステイ時にイカを誘う効果があるとして評価されています。2.5号以下のサイズはイカメタルでも人気です。万能な「ケイムラパープル」が人気カラーでした。
第3位には、ヤマシタの「エギ王 LIVE」がランクイン。独自のシンカー形状により、誰でも簡単にキレのあるダートを演出でき、フォール姿勢の美しさも高く評価されています。1位のエギ王Kと同様に「ムラムラチェリー」が圧倒的な人気を誇ります。
第4位はダイワの「エメラルダス ステイ」です。スタビライザーと低重心設計により、非ダート系ながら高い安定感と圧倒的な飛距離を実現。特に大型アオリイカの実績が多く、ユーザーからは飛距離と安定感、そして渋い状況での効果が高く評価されています。ラトルバージョンの「ハッスルナイト」が人気です。
第5位はデュエルの「EZ-Q キャスト 喰わせ」です。水流で脚がバイブレーションを起こし、簡単なシャクリでもイカに効果的な波動を伝えます。渋い状況でも釣れると評判で、日中に実績の高い「リアルイソスジエビ」が人気カラーでした。
第6位はデュエルの「ヨーヅリ アオリーQ®」。長年のベストセラーモデルで、クイックダートと安定姿勢が特徴です。リーズナブルな価格も人気の理由で、「マーブルサクラダイ」が旧モデルからの人気カラーです。
第7位はダイワの「エメラルダス ピーク」です。ダート系エギの完成形を目指し、誰でも簡単にキレのあるダートとレンジキープを可能にします。ユーザーからは操作感、飛距離、そして「ハッスルナイト」カラーの人気が高く評価されています。
第8位タイはマルキューの「ダートマックス」です。上部に配置されたラインアイにより、簡単な操作でキレのあるダートを実現。ボトムを重点的に狙う釣りに適しており、安定したダート性能がティップランエギングでも人気です。「パープルボーダー系」が人気です。
第10位はヤマシタの「エギ王 LIVE サーチ」。ラトル音とイカが感知しやすい490グローで視覚にもアピール。広範囲を素早く探れるため、1投目から使用するユーザーが多いです。リニューアル後の「エギ王SEARCH」も好評です。
第11位はクロノの「プロスペック」。あらゆる性能を追求し、自由自在なアクションと高い貫通性能を持つフックが特徴です。オールラウンドに使えるエギとして評価が高く、「薩摩オレンジ」が人気でした。
第11位タイは林釣漁具の「餌木猿」シリーズ。天然の桐材を使用し、職人の手作りによる独自のイレギュラーなアクションが魅力です。潮馴染みが良く、ただ巻きでも釣れると評判です。現在、出荷が一時停止しており、入手困難な状況です。
第13位はデュエルの「イージーQ キャストプラス」。高い浮力のボディとアップしたシンカーウェイトにより、飛距離とダート性能が向上。他のエギで釣れない状況でも釣果をもたらすと評価されています。特に「ブルー夜光マーブルピンク」や「リアルイソスジエビ」が注目されています。
第14位はダイワの「エメラルダス ダートⅡ」。シャロー&スーパーシャロータイプで、スローシンキングながらダート性能に優れています。フッ素コートのサクサスフックによる掛かりの良さも魅力で、「ハッスルナイト」が人気です。
第15位はオーナーの「Draw4」。ダート、跳ね上げ、フォール、すべてのアクションでイカを誘うことを目指したエギです。シャクリやすさとアクションが高く評価され、紫外線発光の「ピンククリア/UVブルー」が人気です。
第16位はキーストンの「エギシャープ」。国内製造による高品質なロングセラーモデルで、高密度硬質発泡ウレタンボディによる高感度が特徴です。フォール姿勢、感度、飛距離が高く評価され、「HKシズクグローオリーブ」が人気です。
第17位はメジャークラフトの「餌木蔵」。リーズナブルな価格ながらシンカーやボディ形状にこだわり、シャクリやすさと安定した沈下姿勢を実現。フッ素コートの日本製カンナも高評価で、コストパフォーマンスに優れると評判です。
第18位はデュエルの「エビQ」。エビのような見た目と動きを追求し、ラバーパーツが波動を起こして高い喰わせ性能を発揮。発売間もないながらも高評価を得ています。
第19位はヤマシタの「ナオリー レンジハンター」。ヤリイカ、ケンサキイカ、ヒイカなどを狙うライトエギング専用モデルで、乗せ性能と沈下スピード、姿勢にこだわっています。ヒイカ釣りに特に人気で、「ピンクグロー」と「オールピンクグロー」が集中して支持されています。
第19位タイはデュエルの「イージーQ マグキャスト」。重心移動のマグキャストシステムにより、遠投性能と低重心化を実現。クイックなダートも特徴ですが、3号、3.5号は廃盤となり、現在は2.5号のみが販売されています。「リアルイソスジエビ」と「ゼブラゴールドグリーン」が人気カラーです。
第21位はハリミツの「墨族」。独特のシンカー形状により、軽い力でもキレのあるダートを演出。安定した浮力と高い強度のボディで、バランスに優れるオールラウンダーとして根強い人気があります。
第22位はデュエルの「LQ」。レンズボディと透明布が生命感のあるナチュラルなアピールを可能にし、独特のフラッシングも魅力です。オールラウンドに対応できるスタンダードなエギです。
第22位タイはハヤブサの「スクイッドジャンキー ライブリーダート」。生命感を追求した設計で、なめらかなダートとヒラ打ちアクションが特徴です。シャクリ抵抗が少なく、フッ素コートのフックも採用されています。リーズナブルな価格も高く評価されています。
第24位はエバーグリーンの「エギ番長」。薄く設計されたノーズにより、軽い力でキレのあるダートを実現し、飛距離も伸びやすいです。よく動き、よく飛ぶ扱いやすいエギとして人気です。
第24位タイはスクイッドマニアの「ワイルドチェイス」。独自のボディ形状で潮噛みに優れ、キレのあるダートと理想的なフォール姿勢が特徴です。ダート性能とフォール姿勢が高く評価されています。
第26位はダイワの「エメラルダスライト Ⅱ」。ツツイカに特化したライトエギング専用モデルで、夜釣りでのアピール力に優れています。ヤリイカやヒイカ狙いに好評で、「オレンジグロー」が人気です。
第26位タイはシマノの「セフィア クリンチ ロングアピール ジェットブースト」。重心移動のジェットブーストにより、安定した飛距離とスローながらもアクションのキレを両立。発売されたばかりの注目モデルです。
第28位はダイワの「エメラルダス フォールLC」。磁着式重心移動により、圧倒的な飛距離と安定したフォールをキープ。ボリューム感のあるボディでスレたイカにも効果的です。
第29位はヤマシタの「エギーノ ぴょんぴょんサーチ」。「勝手に釣れる」をコンセプトに開発され、リップがエビの逃げる様子を簡単に再現。簡単な操作で釣果が期待できると好評です。
第29位タイはガンクラフトの「餌木邪」。スローダートと動静のメリハリをコンセプトに、潮噛みの良さとフォールアクションの操作性が特徴です。
エギングの未来を拓く、最適な一本を見つける旅
今回の広範なエギランキング調査から見えてくるのは、エギングという釣りの奥深さと、進化し続けるルアー開発の情熱です。ただ単に「釣れる」だけでなく、使い手の技術や状況に合わせた「最適な一本」を選ぶことの重要性が改めて浮き彫りになりました。各メーカーが独自の技術やコンセプトを投入し、多様なニーズに応えようとしていることが分かります。
このランキングは、多くのエギンガーが実際に使用し、その性能を体感した結果に基づいています。ユーザーの声は、単なるスペックでは語り尽くせない、実用性や信頼性を反映しており、これからエギを選ぶ人にとって貴重な指針となるでしょう。特に、特定の状況下で真価を発揮するエギや、初心者でも扱いやすいエギが上位にランクインしていることは、エギングの楽しさを広げる上で非常に意味深いと感じます。
エギングは、季節や天候、潮の流れといった自然の要素に大きく左右される釣りです。そのため、複数のエギを使い分け、状況に適応する柔軟性が求められます。今回のランキングが提供する情報は、それぞれのエギがどのような特性を持ち、どのような状況で強みを発揮するのかを理解するのに役立ちます。これにより、アングラーはより戦略的にエギを選ぶことができ、結果として釣果の向上に繋がるはずです。
また、人気のあるエギが必ずしも高価なものばかりではないという点も注目に値します。手頃な価格でありながら高い性能を持つエギも多く、エントリーモデルとしても魅力的です。これは、より多くの人々がエギングの楽しさに触れるきっかけとなり、この釣りのコミュニティをさらに豊かにするでしょう。
最終的に、最も大切なのは「お気に入りの一本」を見つけることです。それは単に釣果だけでなく、使い心地や信頼感、そして何よりも釣りへの情熱を高めてくれる一本であるべきです。このランキングが、あなたのエギングの旅において、かけがえのないパートナーとなるエギとの出会いを導いてくれることを心から願っています。