10FTUハードベイト戦略:大江川と五三川での釣果向上テクニック
つり

10FTUハードベイト戦略:大江川と五三川での釣果向上テクニック

DateJun 04, 2026
Read Time2 min
この記事では、テンフィートアンダー(10FTU)のテスターである中山太喜さんが、ハードベイトに焦点を当てた大江川でのバス釣り戦略を詳しく解説します。特に、新登場のジャークベイト「バッシュ128F」と人気のジョイントベイト「イェーガー」の活用法に注目し、様々なフィールド状況に対応するためのアクションの使い分けやカラー選択の秘訣を紹介。実践的なアプローチで、バス釣りの腕前を向上させるヒントが満載です。

最新ハードベイトで釣果を最大化!実践的なアプローチでバスを誘う

ハードベイト戦略:今年の熱い展開

今年に入ってから、私は大江川でハードベイトを使った釣りに集中的に取り組んできました。これは、10FTUが近年ハードベイトの開発に力を入れているためです。これまでに、ジョイントベイトの「イェーガー」やジャークベイトの「バッシュ128F」がリリースされ、最近ではバスベイトの「デカバズ」も登場しました。今後もポッパーなどの新製品が控えており、非常に楽しみな状況です。イベントなどでプロトタイプのルアーを目にする機会もあり、ポッパーやクランクベイト、サイズの異なるフォービー、そしてチビイェーガー、ストルクロー・ダディといった新製品も開発が進んでいます。

バッシュ128F:大江川攻略の切り札

まずは、今年の春に発売されたばかりの10FTU初のジャークベイト「バッシュ128F」を使った大江川攻略について詳しくお話しします。多くのメーカーから様々なジャークベイトが発売されていますが、10FTUのジャークベイトの最大の強みは、単なる「ジャークアクション」に留まらない、多様なアクションを生み出せる点にあります。私の主な釣り場である大江川やその水系、そして近くの五三川やその水系は、規模は小さいものの、多くの有望な釣りスポットがあります。これらのフィールドはほとんどがマッディな水質です。そのため、ジャークだけでなく、トゥイッチによる首振りアクションやただ巻きにもしっかり対応し、その巻き感がしっかりと伝わるほど水を動かすバッシュ128Fは、これらのフィールドに非常に適しています。

濁った水質での攻略法:カバー周りの戦略

大江川のバスに限らず、水が濁っている状況ではバスはカバーに寄りやすい傾向があります。春の変わりやすい天候、特に突然の降雨などで水が濁り始めたら、そうしたカバー周りを、移動距離を抑えたトゥイッチアクションで狙うのが効果的です。また、小規模なフィールドだけでなく、リザーバーや広範囲のビッグフィールドでの釣りにおいても、バッシュは優れたキャスタビリティを誇ります。ロングキャストはもちろん、風が強くミノータイプが投げにくい状況でも遠くまで投げ切ることができます。発売当初のカラーは、イヨケンシャッド、アユ、ホロラベンダー、ホロクラウンの4色です。今年の春は、バッシュ128Fの潜在能力を確かめるために徹底的に投げ込みました。

春の厳しい状況を打破:水位変動とポイント選択

今年の大江川は、冬場の減水が続き、非常に厳しい状況でしたが、数日間まとまった雨が降って水位が安定した時は、絶好のチャンスでした。その週から、魚の反応が明らかに良くなったと感じました。春の大江川でのポイントとしては、私が毎年必ず入る「札野ワンド」と、その周辺のストレッチが挙げられます。この場所には、ボトムにフィルターユニット(石をネットで束ねたもの)が沈んでおり、スポーニングに関連する完全な春のポイントとなります。毎年の冬の減水から、降雨による水位の回復という流れができると、そのバンク際にもバスが寄りやすくなるイメージです。

風とストラクチャー:アクションの使い分け

春の釣りで意識したのは、アクションの選択です。バッシュは多様なアクションを演出できるため、その日の状況に応じてどの動きが良いか、反応を見ながら試していくことが重要です。特に意識したのは「風の有無」と「ストラクチャーの点と面」のどちらを攻めるかです。「風がある」場合は、「ストラクチャーの面」を“巻き”で流します。「風がない」場合は、「ストラクチャーの点」を“トゥイッチ”で誘うのが、大まかな使い分けの基準です。ボトムのフィルターユニットは「面のストラクチャー」と捉え、杭や護岸の変化は「点のストラクチャー」と考えます。「面のストラクチャー」では、攻めるべき範囲が広いため、効率的な意味も兼ねて巻いて反応を探ります。基本はただ巻きですが、リアクションバイトが多く、食いミスもありますが、クランクベイトとはまた異なる、ミノーイングの面白い釣りができます。「点のストラクチャー」では、ルアーの移動距離を抑えたトゥイッチ&ステイでバスに見せて誘います。その場合、移動距離をあまり出したくないため、ジャーキングよりもトゥイッチが適しています。また、トゥイッチもリーリングしながらの軽いトゥイッチが、フラッシング効果をより引き出すことができるのでおすすめです。

カラー選択とイェーガーの新色

カラーは水質によって使い分けましたが、この春にメインで使用したのは「ホロラベンダー」です。発売当初の4色の中でも、イヨケンシャッド、アユ、ホロラベンダーの3色は、大江川の水質がクリアアップするタイミングで、ナチュラル系として頻繁に登場しました。逆に、水が濁っているときは、ホロクラウンの出番といった使い分けでした。バッシュ128Fでの一発は、ホロラベンダーでした。ホロラベンダーとホロクラウンはフラッシング効果もあるため、使用する際にはその点も考慮して活用していただければと思います。もう一つ、この春発売されたイェーガーの新色「Mad Real BASS」についても触れておきます。リアルバスカラーで、目が少し赤みを帯びているなど、こだわりが詰まった色合いです。春に威嚇的になるバスに非常に効果的で、私も大江川で良いサイズのバスを釣り上げています。

イェーガーの基本アクションと今後の展望

大江川でイェーガーを使用する場合、水中でのドッグウォークアクションが基本です。移動距離を抑えながらチョンチョンと首振りをさせ、ストラクチャー周りや護岸際をトレースしていきます。このバスは、札野ワンドから下流に下った新深浜橋ワンドでの釣果です。早春の低水温期ではウェイトシールを貼って浮力調整をしていましたが、春本番になってからはノーマル仕様で問題ありません。むしろ、浮き上がりでのライザーバイトが多くなってきています。今後も非常に期待できる10FTUのニューアイテムたち。他のプロトタイプルアーは、まだ発売は先ですが、テストで使用するのが今から楽しみです。私が手にしているロッドは、伊豫部さんが現在テスト中のプロトタイプ、ブラストバーンシリーズの第三弾「ヘイター」です。これは主に巻き物やジャーク、ハードベイトを使用する際に活躍するロッドで、ぜひご期待ください。大江川もこれからサマーパターンに入ります。数多くのアイテムを駆使して、今年もバスフィッシングを楽しみたいと思いますので、引き続きご期待ください!それではまた!

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