収穫体験も!栃木「大平ぶどう団地」で旬のブドウを満喫
キャンプの醍醐味の一つは、その土地で採れたての新鮮な食材を味わうことでしょう。実りの秋が近づき、ブドウが旬を迎えるこの時期に、とれたてのブドウを味わってみるのはいかがでしょうか。本稿では、筆者が毎年訪れる栃木県栃木市にある「大平ぶどう団地」の魅力をご紹介します。
栃木県栃木市に位置する「大平ぶどう団地」は、北関東でも有数のブドウの産地として知られています。大平山の南側の斜面に広がる壮大なブドウ畑は、まさに圧巻の一言です。約4キロメートルにわたる「ぶどう通り」には、およそ50軒もの農園が軒を連ね、地元の人々に愛される観光名所となっています。都心から東北自動車道を利用すれば、およそ1時間15分程度でアクセスできるため、キャンパーにとっても非常に便利な立地です。日本のブドウ栽培といえば山梨県が有名ですが、大平のブドウもその品質の高さから多くの愛好者を魅了しています。この地でのブドウ栽培は明治時代後期に始まり、1970年代の農業政策転換を機に本格化しました。その後、インフラ整備が進み、1973年に現在のブドウ団地が形成されました。温暖な気候と水はけの良い急斜面という自然条件を活かして育てられたブドウは、糖度が高く、粒が大きいのが特徴です。直売所では、朝採れたばかりの新鮮なブドウが手に入ります。そのみずみずしさは格別です。さらに、直売所ならではの魅力が三つあります。まず、粒の不揃いなどの理由で贈答品にはならないものの、味は最高級という「不揃い品」が、時期によっては500円程度で手に入ることがあります。次に、スーパーなどではなかなか見かけないクイーンニーナ、安芸クイーン、翠峰といった珍しい品種に出会える機会があります。最後に、農家の方々と直接お話をしながらブドウを選べるのも、旅の素晴らしい思い出となるでしょう。
豊かな自然の中で育まれた大平ぶどう団地のブドウは、その品質の高さと多様な品種で多くの人々を魅了し続けています。直売所で新鮮なブドウを味わい、農家との温かい交流を楽しむことは、都会の喧騒を離れ、心豊かな時間を過ごす素晴らしい機会となるでしょう。旬の味覚を求めて、ぜひこの魅力的なブドウ団地を訪れてみてください。