佐々木勝也氏の紀ノ川バス釣り挑戦記:悪条件下での大物捕獲と新ルアーの威力
難関紀ノ川を攻略せよ!佐々木勝也の挑戦
50UPを狙い紀ノ川へ遠征
皆さま、こんにちは。佐々木勝也です。今回は、中国ダイワの撮影で紀ノ川へ足を運びました。撮影前日に現地入りし、早めの到着を活かしてポイントの下見を実施。この機会に、試作段階の「メガフォーゼ」が紀ノ川のバスにどう反応するかを試すことにしました。ある場所で巨大なギルが集まっているのを発見し、その近くのマットカバーの隙間にルアーを吊るし、軽く揺らすと、瞬く間に強い引き込みが!残念ながら50センチには届きませんでしたが、素晴らしい一尾を釣り上げることができました。
厳しい環境と魚の状況
しかし、全体的に水の状態が非常に悪いことが気になりました。朝晩の気温差が激しいせいか、水底からの浮遊物が広範囲に漂い、さらに雨が降っていないため川の流れも弱く、非常に厳しい釣りの環境だと感じました。バスはアフタースポーンの時期で、特にフロリダ系の血統を持つ大型の個体の中には、まだ産卵を控えていると思われる魚もいるようでした。
ロケ本番!キングボルトフィネススペック69で挑む
翌日はロケ本番。「キングボルトフィネススペック69」のみを使用し、50UPのバスを釣り上げるというミッションが課せられました。前日の状況から、アフタースポーンの魚が多く、朝の気温(13~14度)では活性が低いと予想し、午前9時以降に勝負をかける戦略を立てました。案の定、朝一番は釣果なし。しかし、9時頃、水深のある水門のライトカバーと薄いゴミ溜まりを観察していると、大型のバスがゴミ溜まりの中に入っていくのを目撃しました。その隙間を狙い、「スティーズフィネスストレート」のノーシンカーワッキーを投入すると、ラインが勢いよく走り出し、なんと一投目から50UPをキャッチ!アフターの時期は、バスが浮上するタイミングが非常に重要だと改めて実感しました。特に「スティーズフィネスストレート」のノーシンカーワッキーは、アフターのバスに絶大な効果を発揮します。早々にミッションを達成しましたが、昨年の紀ノ川では57センチを釣り上げていたため、今回は55UPを目指し、さらなるサイズアップを狙いました。
クアッドフォーゼの威力と新色の投入
その後、この時期の川の定番である逆ワンドへ移動し、ライトカバーに「クアッドフォーゼ」のハイアピールモード2.5gモリケンリグを吊るしてシェイクする作戦を実行。テンポ良くカバーを攻めていくと、目の前で48センチの美しいバスがルアーに食いつく瞬間を目撃。その興奮は忘れられません。シェイクする際は、パッケージから出してそのままの「ハイアピールモード」が最適で、テールの付け根を細くすることで、シェイク時にテールが激しく動くように設計されています。大きく糸を弾くようにシェイクするのが、より効果的にアピールするコツです。今回の紀ノ川は水質が悪かったものの、水自体は比較的クリアだったため、TGグレネードのシンカーにはマット系のセルフ塗装を施したものを使用しました。別のワンドでもマットカバーの隙間に吊るしてシェイクで40UPの良型をキャッチ。「クアッドフォーゼ」のモリケンリグの威力を存分に発揮しました。夕方には35センチクラスのバスも釣れ、ベイトフィッシュにボイルしているバスには、水面直下を高速シェイクでスイミングさせるなど、多様なアプローチで釣果を上げることができました。
更なる高みを目指して
翌日も大型のバスを狙いましたが、水質がさらに悪化したため、55UPの達成には至らず、30センチ後半から40センチ台前半のバスを5~6本キャッチして終了しました。この日は、「シュリンピードJr」の0.4gネイルリグや、安定の「クアッドフォーゼ」ハイアピールモード2.5gモリケンリグ、さらには廃盤となった「スティーズペンシル75F」など、様々なルアーと釣り方を試しました。「スティーズペンシル75F」は重さ7.2gで、「キングボルトフィネススペック69」にPEデュラセンサー×12 EX+Si3 0.6号のセッティングで驚くほどの飛距離を叩き出します。二日目にキャッチした40UPのバスは、「クアッドフォーゼ」の新色「シュリンプ」によるもので、9月頃発売予定です。このカラーはネコストで実績のある色で、私が特に好んで追加してもらいました。クリアな水域で非常に効果を発揮する色です。今回は50UPを達成できたものの、55UPは次回の課題となりました。紀ノ川を再訪する際には、必ずそのサイズを釣り上げたいと思います。それでは、また来週お会いしましょう!
佐々木勝也:スーパーロコアングラーの横顔
茨城県霞ヶ浦水系で圧倒的な釣果を誇るスーパーロコアングラー。全国各地のフィールドにも積極的に赴き、自身の釣技を磨き続けています。近年は房総リザーバーでのレンタルボート釣行にも力を入れ、その活動の幅を広げています。